チャリティ先進国の実際
チャリティ先進国であるアメリカに「SHOPING FOR A BETTER WORLD」と言う100万部を超える発行部数を誇る、欧米で有名なショッピングガイドがあります。
この本の特徴は、取り上げられている商品のブランド数は約2000あり、しかも独自に商品メーカーの社会貢献度を調査して、製造している企業がどの位社会に貢献しているかを評価し、掲載をしているのです。
このガイドブックが1988年に登場して以来、現在では約8割のアメリカ人が商品を選ぶ基準に、その商品メーカーがどれだけ社会的責任を果たしているかを含めるようになったと言う調査結果があると言います。
また数あるインターネットによる通信販売サイトにも、購入者が支払う金額の一部が必ずチャリティに使用されると言う仕組みの物は、欧米では決して珍しくありませんが、更にそのチャリティの行く先のNGOも購入者が選ぶ事が出来るサイトに人気が集まっています。
このように、誰が、どういったチャリティ活動をして社会貢献をしているか、という事が、現代の社会生活において、非常に重要なポイントとなって来た事がお分かり頂けると思います。
なぜ欧米の人はパンを食べるときに、一口ずつ千切って食べるのか聞いた事がおありですか?
それは誰かが望んだ時、すぐにそのまま分け与える事が出来るように、直接口をつけないで食べるのだと言われています。また経済的に成功した人が誰しもホテル事業を目指すのも、多くの利益が望めない最高のボランティア事業といわれるホテルを経営する事で、事業家として社会貢献を果たす最高の姿勢と評価される事を意味しています。ホテルの語源は究極のケアーと言われる、ホスピスから来ている事からも、お分かりいただけると思います。このようにチャリティ先進国と言われている国々では、古くより社会に貢献する事が万人の常識として根付いているのです。
*FSUNチャリティより
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