この度、福岡市内の7つの会場で長編映画「火火」のチャリティ上映会を開催する運びとなりました。
この映画で田中裕子演ずる神山(こうやま)清子さんは、女性陶芸家の草分けであり、白血病に倒れた息子を救いたい一心で骨髄バンク立ち上げに力を尽くし、今も信楽で日々窯を焚き、骨髄バンクの普及に精力的に活動していらっしゃいます。
私どもはこの映画「火火」の自主上映を通じて、血液性難病の理解と骨髄・臍帯血の公的造血幹細胞バンクの支援活動のサポートを広く呼びかけて行きたいと実行委員会を立ち上げることとなりました。
目標30万人のドナー登録の推進はもとより、まだまだ少ない臍帯血採取可能な病院を増やす運動。年6000人にも上る新しく発症された患者さんやその家族の方達のサポートなどです。
また移植後の患者さんの社会復帰支援などまだまだ多くの課題が残されていると思います。
今秋からドナー登録も55歳まで可能になり、支援の輪がもっと広がっていくことを願っています。
今回の特別上映会を機に、《6000人で映画「火火」を観る会》実行委員会を発足致しましたので、この活動に皆様のご支援を賜りたいと存じます。
2005年6月
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